こんばんは、中の人あつです。
先日レーンキープ・アシスト・システム(LAS)の件で記事を書きましたが、この土日で再度高速道路を走行してきましたのでインプレッションの追記をいたします。
レーンキープ・アシスト・システムは信用してはいけない
2日間で高速道路走行を400Km程度こなしてきたのですが、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)の弱点がいろいろと見えました。
レーンを見失いやすい状況
レーンのラインが薄い、かすれている、点線になっている状況では頻繁にレーンを見失いました。また、道路に太陽光があたって強烈な照り返しが発生している状態でもレーンを見失っています。
このあたりはカメラでレーンラインを判断しているのである程度予測が出来ますね。
意外だったのは下図のような中央線も認識しづらそうだったことです。
旅程の初期でまだレーンキープ・アシスト・システム(LAS)を信用していたため車任せにハンドル操舵をしていましたが、中央線に近づきすぎてリアルなダンブル音を聞いてしまいました。
レーンを見失った時に気付きにくい
HUDを注視していればレーンの認識状況がわかるのですが、見失った時に警告音らしきものも鳴らなかった(気付かなかった?)ため、操舵アシストが働いていないことに気が付かず、結果操舵角が足りずに急いで増し切りする事も有りました。
自動運転はまだまだ
先日は半自動運転だと喜んでいましたが、今回は逆にレーンキープ・アシスト・システム(LAS)はまだまだ安心して使えるものではないという印象を受けました。車を過信せずもしもの時に助けてくれるかも程度に考えておいて、自分でしっかりハンドルを握って操舵しなければいけませんわ。
アイサイトはもっと性能がよいのでしょうかね?
ちなみにレーンキープ・アシスト・システム(LAS)とは反対に、レーダークルーズコントロール(MRCC)への信用はより高まりました。前車と適正な車間距離を開けて追従してくれるので自分でアクセル操作するよりよっぽど安全そうです。速度の増減も右手で+・-キーを押すだけでコントロールできるので、パドルシフトでシフトダウンしてエンジンブレーキをかけたり、ブレーキ・アクセルペダルも踏むことなく走行できました。
まぁこちらも機械がやること、過信は禁物ですけどね。